「親が元気なうちは、まだ大丈夫」
そう思っていた私が、ある日ふと気づいたのは、“離れて暮らす親の老後”は、思っているよりずっと近くにあるということでした。
職場で耳にした「親の体調不良で欠勤した」「介護のために仕事を辞めることになった」という話。
それは他人事ではなく、私自身にも起こり得る現実でした。
離れて住む親の老後をどう支えるか
親が高齢になるにつれ、体調の変化や認知症の兆しなど、さまざまな不安が頭をよぎります。
遠方に住んでいると、何かあったときにすぐ駆けつけられない。
「離れて暮らす親が心配」
「離れた親を見守るにはどうしたらいいのか」
そんな思いが、日々募っていきました。
「呼び寄せ近居」という選択
私が選んだのは、親を呼び寄せて近くに住んでもらうという道。
いわゆる「高齢の親との近居」です。
中古マンションを購入し、親が安心して暮らせる環境を整えました。
「親を呼び寄せる説得」は勇気がいりましたが、あっけないほど簡単にOKがもらえました。
そして引越に向かって話し合う中で、少しずつ気持ちが通じ合っていきました。
暮らしの基盤を整えるということ
車がないと生活が難しい地域で、免許を返納すれば買い物難民になる。
遠方に住めば、通院や見守りの負担が増える。
親の体調が急変したとき、すぐに駆けつけられないもどかしさ。
そんな現実を前に、「親が元気なうちに暮らしの基盤を整える」ことの大切さを痛感しました。
親の暮らしを支える選択肢
親の老後サポートには、いくつかの道があります。
- 今の家に住み続けてもらい、子どもが通う
- 呼び寄せて近居・同居する(両親呼び寄せも含む)
- サービス付き高齢者住宅など、サポートのある住まいに移る
どの選択にもメリットと課題があり、正解は一つではありません。
大切なのは「親の希望」と「子どもの生活や仕事とのバランス」をどう取るかです。
私が“親を呼び寄せる”ことにした理由
わたしは50代のシングルマザーです。
子どもたちもそろそろ自立しそうな予感。
ふたりの息子が巣立った後、
「私もひとりで暮らすんだなぁ」
と気づいたとき、自分自身が抜け殻になってしまうのではないかと不安になりました。
ふと両親のことを想い、元気な二人と一緒に過ごす時間を持てたら…
そんなときに「親を近くに呼び寄せる」というアイデアを思いつきました。
「呼び寄せ近居」という選択肢がどうなっていくのか、実体験を通し手綴っていきます。
長い目でゆるやかに見守っていただけたら嬉しいです。

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