リフォームが終わったときから、なんとなく気づいてはいたんです。「あれ、脱衣所…収納がないかも?」って。
でも、実際に暮らし始めてみると、その“狭さ”と“収納のなさ”がじわじわと現実味を帯びてきました。
実家の広々とした脱衣所に慣れていた両親にとっては、なおさらのこと。
そんな難条件の中、少しずつ工夫を重ねて、ようやく「これだ!」と思える形にたどり着いた記録です。
はじめに:脱衣所の“難条件”
引っ越す前からわかっていたことですが、新しく住む家の脱衣所は非常に狭く、四方のうち三方がドアで、残る一面も洗面台と洗濯機で埋まっています。引き出しやカラーボックスを置くスペースはほとんどありません。
実家の作り付け収納が充実した脱衣所と比べると、広さは半分、収納スペースは約1/10ほどです。洗面台の下にかろうじて収納スペースがありますが、少し物を入れただけでいっぱいになってしまうでしょう。
キャスター付きワゴンを置いて隣の部屋と行き来させることも考えましたが、体が不自由になった場合、床に物がある状態は危険だと感じました。まずは両親に住んでもらい、その様子を見てから決めることにしました。
工夫のはじまり:棚をつけるまでの試行錯誤
当初、両親はスタンドラックの設置を考えていました。
しかし、洗濯パンがギリギリで梁も邪魔をしてスタンド式ラックは設置不可能と判明。そこで思い出したのが「長押レール」です。長押レールは壁面収納用のパーツで、壁に土台となる板を取り付けることで棚を作ることができます。私の家でも使っており、その便利さは実感済みです。ただ、親に説明して納得してもらうまでには少し時間がかかりました。
設置の様子と、父の“やる気スイッチ”
板を取り付けて土台ができた頃、父の目の色が変わりました。「ああ、こうなるのか」とイメージが湧いたようで、そこからは自分で棚を完成させていました。こういう時の父の集中力はやはり素晴らしいと感じます。
隙間ワゴンの再活用
洗濯機と洗面台の間に、我が家で使っていた隙間ワゴンを入れてみたところ、なんとピッタリ収まりました。洗剤やタオルの収納に大活躍しています。使わなくなったものが別の場所で再活用されるのは嬉しいことです。
おわりに:暮らしは、少しずつ育てていくもの
呼び寄せ近居を始めて2ヶ月が経ち、少しずつ親の暮らしが「自分たちのもの」になっていくのを感じています。便利にしたい、快適にしたいという気持ちが暮らしを育てていきます。そのそばで、私もまた学んでいます。


コメント