親が呼び寄せ前に決断した「墓じまい」|子どもに負担を残さないための整理

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親を呼び寄せることが決まり、両親が最初に手を付けたのが「墓じまい」でした。
長年守ってきたお墓をどうするか。
父は県外に住む弟にお墓のことを託そうとしていました。
長男とはいえ、実家に戻る予定のない弟に墓守させるのは、なかなか負担が大きいこと。
そこで呼び寄せを機に墓じまいを行うことに。この記事では墓じまいの手続きや費用についてまとめます。

墓じまいを決断した背景

遠方に移るとお墓の管理が難しくなります。
近くにあるからこそ定期的な掃除やお参りができるわけで、離れてしまうと墓参りのためだけに帰省するのは難しい。
ましてや宿泊できる実家もなくなってしまうと、日々の忙しさにかまけて足が遠のいていくばかり。
最近では遠隔のお参りや掃除代行もあるらしいのですが、
両親は「自分たちが都会に移るなら、墓も整理しておいた方がいい」と考えました。

手続きの流れ

実家のお墓は霊園の一般墓地の区画にあり、事務局に相談すると、同じ敷地内にある永代供養墓への移動を提案されました。
墓地側が手続きを代行してくれたため、複雑な改葬許可証の申請は不要。
遺骨は地下の納骨室に収められ、霊園が永続的に供養してくれる仕組み。
墓石の撤去や更地化も霊園が対応。
面倒な手続きなど父たちの負担はなく「とても楽だった」とのこと。

費用の目安

霊園によって費用はさまざまですが、我が家の場合
一般墓地から永代供養墓への移動は、同じ敷地内だったため 数万円程度で済みました。
通常は墓石撤去に数十万円〜100万円かかるケースもありますが、今回は簡易な移動だったため負担が軽かったそうです。
オーダーメイドの自由墓地だと値段がかかるそうなので、詳しくは霊園に尋ねてみてください。

親の心情

「寂しいけれど、子どもに迷惑をかけないために整理しておきたい」
「お墓の面倒を息子に頼むのは心苦しかったから、自分たちで見届けられてホッとした」 親はそう話していました。
最近テレビで墓じまいが特集されていたことも後押しになったようです。

まとめ

墓じまいは単なる後始末ではなく、親の「子どもに負担を残したくない」
という思いが込められた大きな決断です。呼び寄せを考えるなら、
住まいだけでなくお墓の整理も現実的な課題として向き合う必要があります。

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