カウンターキッチンが主流の今、「壁向きキッチンってどうなんだろう?」と思う方も多いかもしれません。 実は私も、最初はそう思っていました。 でも、両親が暮らすことになった部屋に備え付けられていたのは、昔ながらの壁向きI型キッチン。 母は少しがっかりしていたけれど、暮らし始めてみると、これが意外と“ちょうどいい”。
今回は、そんな壁向きキッチンの良さについて、実際に使ってみて感じたことを綴ってみたいと思います。 「見た目」よりも「使いやすさ」を選んでよかった。そう思える理由を、暮らしの中からお届けします。
振り向けばすぐダイニング
動線が短いって、こんなに快適!
カウンターキッチンはカウンターを介してやりとりできますが、一人だと一度キッチンを出てダイニングに回らなければならず、高齢になると負担になることもあります。壁向きキッチンなら振り返ればすぐダイニングテーブルなので、歩数も少なく済みます。片付けも同様です。
動線が短いと効率がいいって改めて思いました。
高齢の家族にとっても安心
移動が多いと躓いたりこぼしたりするリスクが増えます。
とくに高齢者は想定外のアクシデントが起こりがち。
動きが少ない方が安心度が高いと考えています。
落ち着いて作業できる“壁向き”の良さ
カウンターキッチンは子育て世代には便利です。
子どもの様子を見ながら食事の支度ができるので。視界に多くのものが入るため気が散りやすいです。
「視界に多くのものが入らないから、料理に集中できる」というのは、意外と大きなメリット。
特に高齢の方にとっては、視覚情報が多すぎると疲れる原因にも。シンプルな視界は安心感につながります。また、ダイニングの椅子に座りながらキッチンの引き出し収納から鍋などを取り出せるのも安全面でポイントが高いです。
スペースを有効活用|対面式との違い
カウンター式はおしゃれですが、実際わが家でカウンターキッチンを使っていると不便だなぁと思うことがあります。身長が低い私には一番手に取りやすい場所がくり抜かれていることで作業しづらいこともあるのです。
壁向きキッチンは目の前の壁に棚を作ったりしてよく使う調理器具を手の届くところに置けるのが良い点です。今回のリフォームではマグネットが使えるキッチンボードにしたので、自由にアレンジできます。
“おしゃれさ”より“使いやすさ”を選んでよかった
壁向きキッチンのデメリットの一つは、来客時に生活感が丸見えになることです。
しかし、両親に来客があるのは滅多にないため、見栄えより実用性を重視する方が良いと考えています。
まとめ
壁向きキッチンは、親世代の暮らしにちょうどいい選択肢といえます。
高齢者のキッチンを考えるとき、おしゃれさよりも実用性と安全面を重視したいです。
足元を広くとって使いやすいことが一番だと思います。


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