親の呼び寄せ・近居を考えるときに知っておきたい住まいの選択肢

親のこと、そろそろ考えようか
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高齢の親を呼び寄せたい。けれど、いざ動き出そうとすると、まず悩むのが「住まいはどうする?」という問題です。 同居?近居?持ち家?賃貸?空き家の活用?――選択肢はあるけれど、どれも一筋縄ではいきません。 私自身も、中古マンションを購入して近居を選びましたが、それが“正解”だったとは思っていません。 この記事では、私の体験をもとに「高齢者の住まい」の選び方や、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを整理してみました。

同居?近居?持ち家?賃貸?…意外と悩ましい「住まい問題」

親の体調や生活の変化をきっかけに、「そろそろ近くに住んでもらったほうが安心かも」と思うこと、ありますよね。 でも、いざ“呼び寄せ”を考え始めると、まずぶつかるのが「住まい、どうする?」という問題です。

  • 今の家に同居できる?
  • 近くに賃貸を借りる?
  • 空き家をリフォームする?
  • いっそ、家を買う?

選択肢はいろいろあるけれど、どれも簡単ではないし、正解があるわけでもありません。 私自身も、親を呼び寄せると決めたとき、まず悩んだのがこの「住まいの選び方」でした。

私の場合:中古マンションを購入して近居に

私たちの場合は、中古マンションを購入して近居を選びました。 親の住まいが遠方だったこともあり、通院や見守りのしやすさを考えると、近くに住んでもらうのがいちばん安心だと感じたからです。

購入に踏み切れたのは、いくつかの条件がたまたま重なったから。

  • 夫が遺してくれたお金が少しあった
  • 手頃な物件が見つかった
  • リフォームに協力してくれる人がいた

でも正直、これは誰にでもできることではありません。 一括で買える人ばかりじゃないし、ローンを組むにも年齢や収入の壁があります。 だからこそ、「買う」以外の選択肢も、もっと知っておきたかったなと今になって思うのです。

「買う」以外の選択肢:住宅ローン/親からの援助/賃貸/空き家活用/リフォームなど

親を呼び寄せるときの住まいは、「買う」だけが選択肢ではありません。 それぞれにメリット・デメリットがあるので、家族の状況や地域の事情に合わせて選ぶことが大切です。

私も、中古マンションを購入する前にひと通りの可能性は調べました。もっと自分が若かったら、収入があったら…いろいろ思うところはありますが、現実的にできることを一つずつ消去法で選んでいきました。

住宅ローンを組む

子ども名義でローンを組み、親を住まわせる方法。 ただし、年齢や収入によって審査が厳しくなることもあるため、無理のない返済計画が必要です。

にしざわれい
にしざわれい

今回のことは突然の思い付きで始まったので、ローンを組むなんて無理でした。
私は夫が亡くなるまで専業主婦だったので、今の仕事はパートや短期派遣。ローンの審査が通るかどうかもあやしいし、これから何年もローンを払い続ける自信もなかったです。

親からの資金援助を受ける

親が元気で資金に余裕がある場合、「住宅取得資金贈与の非課税特例」を活用する方法も。 一定の条件を満たせば、最大1,000万円まで非課税になることもありますが、しっかり確認が必要です。

にしざわれい
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今回の急な思い付きに、親を巻き込むことは考えていませんでした。

賃貸住宅を借りる

「とりあえず近くに住んでもらう」なら、賃貸という選択も現実的。 将来の変化に柔軟に対応しやすく、初期費用も抑えられます。 ただし、高齢者の単身入居に対応していない物件もあるため、地域の情報収集がカギになります。

にしざわれい
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可能性として賃貸は考えていましたが、「高齢者の賃貸の壁」の話をチラホラ聞いていたので、あきらめました。

高齢者の賃貸の壁については、こちらの記事で紹介しています。

▶過去記事:親を呼び寄せる前に知っておきたい「賃貸の壁」

空き家を活用・リフォームする

実家や親戚の空き家をリフォームして住んでもらう方法も。 費用を抑えられることが多いですが、耐震性やバリアフリー対応など、見えないコストがかかることもあります。

にしざわれい
にしざわれい

空き家は一般的に2階建てが多いです。平屋の空き家があれば理想的なんですけどねぇ。将来的に階段の上り下りが大変だろうと思い、私はフラットな環境で暮らせるマンションを選びました。

それぞれのメリット・デメリットを比較

選択肢メリットデメリット
購入(持ち家・資産として残る
・自由にリフォームできる
・長期的に安定した住まいになる
・初期費用が高い
・ローン審査が必要
・将来住まなくなったときの処分が大変
住宅ローン利用・手元資金が少なくても購入可能
・若い世代なら選択肢が広がる
・返済負担が長期にわたる
・年齢や収入によっては審査が厳しい
親からの援助(贈与)・自己資金の負担を減らせる
・非課税制度を使えば節税効果も
・贈与契約や申告が必要
・家族間での金銭的な話し合いが必要
賃貸住宅・初期費用が抑えられる
・将来の変化に柔軟に対応できる
・高齢者の入居に制限がある場合も
・長期的には家賃負担が続く
空き家活用・リフォーム・物件取得費が抑えられる
・地域資源を活かせる
・改修費がかさむことも
・建物の老朽化や立地条件に注意が必要

まとめ:正解はひとつじゃない。暮らし方に合った住まいを選ぶ

親を呼び寄せるときの住まい選びは、家族の数だけ答えがあります。 私たちはたまたま中古マンションを購入するという選択ができたけれど、それが「正解」だったとは思っていません。

大切なのは、「買えるかどうか」ではなく、 「どんな暮らし方が、家族にとって無理がなく、安心できるか」を考えること。

賃貸でもいいし、空き家を活かすのもいい。 ローンや援助を使うことも、立派な選択肢のひとつ。 そして、どの選択にもメリットと注意点があるからこそ、 「自分たちに合ったかたち」を見つけることが、いちばんの安心につながるのだと思います。

親の“もしも”に備えることは、 「今の暮らしをどう整えるか」を考えることでもあります。 無理のない選択で、家族みんなが心地よく過ごせる場所をつくっていけたらいいですね。

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