高齢の両親を呼び寄せるために中古マンションの購入を決意した私。
でも、実際に住むのは両親。
特に父のこだわりが想定外で、物件選びは一筋縄ではいきませんでした。
今回は、家族の希望をどうすり合わせたか、そしてリフォームで納得に至った経緯をご紹介します。
父のこだわりで、購入は一時白紙に
不動産屋さんから「リフォームで対応可能」と太鼓判をもらい、私は購入に前向きでした。
でも、実際に住むのは高齢の両親。
高齢者目線での住みやすさを確認するため、両親に間取り図を見てもらうことに。
間取り図を見た父のひとこと
「脱衣所の中にトイレの入り口があるのが気になる。トイレと脱衣所は別がいい」
この一言で、私の中の“理想の物件”が揺らぎました。
戸建てとマンションの水回りの違い
父は一軒家に住み慣れていて、トイレは独立しているのが当たり前という感覚。
一方、私は社宅やアパート暮らしが長く、ユニットバスでなければ気にならないタイプ。
この違いが、物件選びに大きく影響しました。
父の希望に合う物件を探すも、立地がネックに
父の希望に合う物件をいくつか探しました。
脱衣所とトイレが分かれている間取り、築年数も新しめ。
でも、スーパーやバス停から遠かったり、車移動が必要だったりと、立地条件が合わず断念。
リフォームで住みやすさを確保し、契約へ
母は「スーパーが目の前」という立地に魅力を感じていたようで、父を説得してくれました。
「リフォーム次第では考えてもいい」
という返事をもらい、リフォーム業者と一緒に再度内見することに。
間取り上、トイレの位置は変えられませんが、扉の位置をずらす・引き戸に変更するなどの工夫で、脱衣所の空間を広く使えることが判明。
結果的に、家族全員が納得して契約に至りました。
まとめ|住む人のこだわりを尊重することが大切
気に入った物件が一度はボツになりかけましたが、住む人のこだわりを尊重して話し合ったことで、納得の住まい選びができました。
高齢の親を呼び寄せる住まい選びでは、家族の視点を丁寧にすり合わせることが成功の鍵だと実感しています。

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