呼び寄せ近居、実は親も「近くに住みたい」と思っていた話

親の呼び寄せ体験記
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「親のこと、そろそろ考えなきゃな…」
そんなふうに思い始めたあなたへ。
実は、親のほうも同じように、あなたのことを考えているかもしれません。

今回は、私自身の体験を通して見えてきた「親の気持ち」と「住まいの壁」についてお話しします。

はじめに:親に話すのは勇気がいるけれど…

私が「そろそろ、こっちに引っ越してこない?」と両親に話したとき、
返ってきたのは、驚くほど早い「うん、そうしようか」という返事でした。

私はこの話を切り出すまでに、何か月も悩んでいたのに。

そのとき母が言った「実はね…」という言葉。 それは、私の知らないところで一度ボツになった“移住計画”の存在でした。

親も考えていた「近くに住む」という選択

実は数年前、母は私の住む町への引越を考えていたとのこと。初耳でした。息子たちの部活に手がかかっていた時期で、実家に帰るのも年に1~2回。ときどき親のことを考えるけど「まぁいっか」と思っていた時期でした。

母も「そうなったらいいなあ」とは思ったけれど、あきらめたといいます。当時私の夫は健在で、お姑さんは他県で独り暮らしだったこともあり、遠慮したみたい。

私も当時は、親がそんなことを考えていたとは知りませんでした。親の気持ちをもっと早く知っていれば、違った選択肢もあったかもしれません。私も夫に相談できたかというと言い出せなかったかも。時期が悪かったかも。

住まいの問題は、想像以上に大きい

引っ越しを考えるとき、いちばんの壁になるのが「住まい」かもしれません。

住まいの問題は、単に物理的な場所を変えるだけでなく、生活の基盤や安心感をどう確保するかという大きな課題を伴います。特に高齢の親世代にとっては、賃貸契約の難しさや購入時の資金・名義問題、将来の管理や維持の不安など、さまざまなハードルがあります。

また、実家をどうするかという問題も避けて通れません。売却するのか、子どもが新たに住まいを用意するのか、それぞれに家族間での調整や経済的な負担が伴います。

私の場合、今回は私が中古マンションを購入して住まいを準備しました。

でも、もし夫がまだ生きていたら、購入は難しかったかもしれません。

両親が実家を売って資金を出す形になっていた可能性もあります。

住まいの問題は家族の状況やタイミングによって大きく変わるため、慎重な検討が必要です。家族の状況に合わせて、柔軟に選択肢を探ることが大切だと感じました。

住み慣れた土地を離れるということ

長年住み慣れた土地を離れることは、両親にとって大きな負担となります。環境が変わることで、病院やスーパー、ご近所さんといった日常の安心感が失われる不安があります。

特に70代という年齢での引っ越しは、体力的にも精神的にも大きな挑戦です。ケア付きマンションへの移行も検討されていた時期であり、住み慣れた場所を離れることの難しさを実感しました。

こうした変化に対して、親の気持ちに寄り添いながら、慎重に話を進めることが大切だと感じています。

まとめ:親の気持ちに、そっと耳を傾けてみる

親が何も言わないからといって、何も考えていないわけじゃない。

もしかしたら、ずっと前から「近くに住みたい」と思っていたのかもしれません。

住まいの問題は簡単ではないけれど、まずは気持ちを共有することから。

その一歩が、家族の未来を変えるかもしれません。
あなたの家族にも、こんな会話が生まれますように

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