両親が北九州に越してきて、気づけばもう5か月。
最初は
「大丈夫かな」
「馴染めるかな」
と心配していたけれど、最近のふたりを見ていると、どうやら私の心配は杞憂だったらしい。
話を聞くたびに、「え、そんなところまで行ったの?」と驚かされる。
休みの日は家にこもりがちな私とは違って、ふたりは車であちこち出かけている。
新しい土地に来たのに、意外とアクティブ。
そのギャップにちょっと笑ってしまう。
特にお気に入りは和布刈公園らしい。
船をぼーっと眺めているだけで楽しいのだとか。
潮風と静かな時間が、ふたりの新しい日常にすっと馴染んでいるのが伝わってくる。
とはいえ、健康のことはやっぱり気になるようで、母は血糖値、父は血圧の話をよくする。
短期間で数値が上下するのはよくあることだし、気にしすぎじゃないかなと思うけれど、年齢を重ねると「ちょっとした変化」が気になるのもわかる。
そんな話を聞きながら、「ああ、親もいろいろ考えているんだな」としみじみ思う。
家の周りにはお店がたくさんあって、最初は戸惑いもあったみたい。
でも、最近は「こんなお店があったよ」と嬉しそうに話してくれる。
新しい土地に慣れていく過程を、そばで見られるのはなんだか不思議で、ちょっと嬉しい。
私自身も、次男の引越しが落ち着いたら、少し余裕ができるはず。
そしたら、休みの日に両親と一緒に出かけるのもいいなと思っている。
ふたりが楽しんでいるなら、私もその輪に入ってみたい。
新しい土地での戸惑いと、そこから生まれる小さな楽しみ。
その積み重ねが、これからの家族の時間をゆっくり形づくっていくのかもしれない。


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