年齢の割には元気に過ごしている母だけど、
最近は日常のあちこちに“寄る年波”が顔を出し始めている。
本人はあまり認めたくない様子だけど、
そばで見ていると「ん?」と思う場面が増えてきた。
今日は、そんな母の“まだ受け入れたくない”エピソードをひとつ紹介します。
「布団から起きられない」と言うのにベッドは嫌な母
最近、母が「布団から起き上がるのがツラくなってきた」と言い出した。
「じゃあベッドにすれば?」と提案すると、
「場所取るから嫌」
「布団敷きっぱなしは嫌」
と即答。
どうやら毎日きちんと押し入れに片づけて、部屋を広く使いたいらしい。
ハイハイでダイニングへ。そんな方法ある?
じゃあ普段どうやって起きているのか聞くと、
「隣のダイニングまでハイハイで行って、そこでつかまり立ちする」とのこと。
そんな面倒なことしてたのか…。
介護用品を勧める娘 vs 受け入れたくない母
知人から立ち上がりサポートの器具をもらったので
「持っていこうか?」
と聞くと、
「今はまだ要らない」
とこれまた即答。
介護用品は、まだプライドが許さないのかもしれない(笑)。
“年寄扱い”は全力回避
“年取ったなぁ”と自分で言うのはいいけれど、
“年寄り”と言われるのは嫌。
その気持ち、ちょっとわかる。
でも、そうやって跳ね返す元気があるうちは、まだまだ大丈夫なんだろうなと思う。
助けを求めるのが苦手な世代のプライド
母は私に
「困った時には早めに人を頼りなさい」と言うけれど、自分たちは助けを求める=迷惑をかけると思っているところがある。
「自分でできるうちは自分でやりたい」
「弱みを見せると負け」
みたいな価値観が根っこにある。
無理してでも自力ルートを選ぶ母のこだわり
「介護も他人事じゃないんだよね」と口では言うものの、介護用品=年寄扱いだと感じてしまう。
だから無理してでもハイハイしてつかまり立ちをするという超非効率ルートを選択してしまう母。
多少遠回りでも自分でやれている、人を頼らなくても自分でできるという感覚を大事にしているのかな。
近くにいるから分かる「まだ大丈夫」のサイン
いつかはどうにもならない状態になるのかもしれないけど、近くにいると日々の変化に気付きやすい。
「最近どうかな?」
「まだいけるかな?」
と思いながら関わっていけたらいいなと思う。

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